日曜日, 1月 07, 2007

ベトナム旅行、バイク、ベトナム料理、フランス、物価、人件費、格差、インターネットサーバー管理

1月1日から予定とおり、ベトナムに家族で行ってきて今日6日帰ってきた。

1月1日、日暮里から京成線で成田空港に行く、特急券いらなかったので、(スカイライナー乗れなかったので、また京成特急にのったが、なぜか特急券はいらないのだった)、安くついた。

JALの飛行機をベトナム航空、アメリカン航空(だったかな)が共用していて、ベトナム航空を利用した。(直行便で、かつ子供が半額なのがよかった。アシアナ航空だと、インチョン空港経由で子供料金設定がないので、家族旅行だと、高くなるのだ。それと、そもそも、もうアシアナは予約とれなかった。)

6時間程度の飛行時間で(帰りは気流の影響か4時間くらいだが)ハノイの空港に10時半くらいについた。それから、ツアーガイドの用意していた、ワンボックスカーでハノイの中心部のエデンホテルまで。
自動車の外をみると、ハイウェイもバイクがたくさん走っている。しかも人がすっぽり隠れるくらいバラの花を積んで走る人が何人もいる。花の市場が開かれているそうで(そんな夜中に)その花をバイクに
器用に大量に積んで運びこんでいる。あたりは灯りも乏しく、それほどきれいな場所ではないのに、みんな花がとても好きらしい。なんとも不思議な光景である。
(あとから、仕事であっているベトナムの人にきいてわかったけど、昔のフランス統治時代の流れで女性に花を贈るというロマンチックな習慣が残ったそうで、それを話てくれた真面目な彼も彼女によく花を贈っているのだそうだ。「上さんの前でその話はもうやめよう」といったけど。

自分達のホテルに着く前に他のお客さんの泊まるホテルで停車したところで、
早くも、その近くの店でフォーを買った。英語が通じない。俺の英語が下手なせいばかりではない。
25000ドンだから105円くらいか。

自分達の泊まるエデンホテルはこじんまりした僕は好きな雰囲気のホテルだった。

ホテルで早速、さっき買ったばりのフォーを食べる(容器にいれてくれた)。
うまい。家族で分けて食べる。でもどうも味が化学調味料使いすぎに思える。

もう夜も遅くてシャワー浴びて寝ようとすると、なんとシャワーがとてもぬるい。
僕はそんなことどうでもいいのだが、家族がうるさいので、ホテルと交渉する。

ホテルのスタッフもすぐに対応はしてくれたのだが、解決しない。これは僕の仕事でも経験したが、ベトナムの僕の話をした人達は、何かあると懸命に対応してくれる、それは良いことだ。ところが、その何かのトラブルを事前に予知して、対策を打つことをしない人が多い。このホテルのスタッフはみんな気が良くとてもよい雰囲気で、僕はまたハノイにいったらここに泊まりたいが、シャワー問題は結局解決しなかった。設備の問題らしく、夜中の4時頃には熱いお湯がしばらくでたりしていた。でも熱いお湯は短時間しかだせないらしい。テレビもみれないのでおかしいなとおもって見ていくとアンテナケーブルが外れていた。悪気はないらしいが、そんなものなのだ。

ともかくその日はもう遅くなったので1時くらいにねた(日本時間で3時)くらいにねた。

1月2日

翌朝、ホテルのビュッフェ形式の朝ごはん食べるとこれもまたうまい。朝は6時くらいから、もうバイクのクラクションがうるさかった。フォーと(ベトナムはいたるところでフォーだ。これがまたうまい。たぶん日本人が、ラーメン食べるよりよくたべているのではないだろうか) オムレツ、パン、春巻き、フォーの焼きそばみたいなもの、みんなおいしい。今回のベトナムで料理たべて、全部がおいしくかつ、安いのには驚いた。ただしばしば化学調味料使いすぎかなと思えるところがあった。

ホテルの近所をちょっとふらついて、肩に天秤棒みたいなものをかけ両端にかごをさげた(これがベトナムの行商の人の基本スタイルらしい)おばさんからみかんをかった。4000ドン(35円くらいか安い!)でふくろ一杯の小さなみかん。あまくてこれを滞在中最後の日まで食べることができた。ホテルがハノイの中心部にあったせいもあるが、もうともかく騒々しい。バイクの群れがクラクションを「プゥアー」と鳴らし続けそれが、疲れる。たぶん普通に日本人の感覚では疲れるとおもう。

ホテルに、提携先の企業の取締役が10時に迎えにきてくれて、彼と一緒に家族もその会社にむかう。立派なビルにあるオフィスには40人ほどの社員がいて、面積はおそらく、300平方メートルくらいだろうか。これで賃貸料は月2400ドルくらいといっていたから、やはり日本より、まだかなり安い。

真面目そうな社員が働いていて、この会社と提携できたので、うまくやれば、今年は別の展開を作り出せるハズ(このあと早速大変なことになるが、それはさすがに書けない)と自分を励ます。この会社の社長と取締役と話をしている間に子供対は任天堂DSに熱中しているので助かった。上さんにもこの仕事にもう深く関わってもらっているが、まだまだ、あまり今後のために役立ちそうな話はできないようだった。やっぱりおれがなんとかするしかないんだよなあとまた思う。そのあとその会社のとなりで、昼飯を、仕事の話もしながら今年を良い年にしようと話しながらとる。彼らは賢そうだなあと改めて思う。僕はこれからもなるべく誠実で真摯に対応することくらいしか、優秀な人達の協力を得る方法を思い浮かばなかった。料理はまた全部うまく、はずしているものがひとつもない。特に緑の葉をにんにく入りのソースでいためた単純な料理がおいしかった。

そのあと、はやいところ、上さんの要望をかなえるべく、ハノイで一番、高級らしいQTスパだとかいう(QTエステだったかもしれない)にレストランで社長達に別れてタクシーでホテルまで戻ったあとに、歩いていった(ホテルが待ちの中心部だと便利)。

昨日予約を確かにいれたつもりが、予約はないという。(たぶん俺の英語の下手さと、こちらの予約の受け方と両方に問題があるのだとおもう。さらに後からわかってきたけど、こちらの英語は、ベトナム語とフランス語の影響をうけているらしく、日本人にはとくに理解しくいのだと思う。)

予約なくてもなんとかエステやってもらうことにして、それも5時間の最長コース、さらに俺も(男はだめだと本にも昨日の予約にもかいてあったのだが)うけることとした。
さらんVIPルームだかを使うことにまでしたけど、全部で165ドルだった。

エステも気持ちよく、しかもとても品のよい真面目そうな女性スタッフにマッサージその他してもらって、気分よかった。(いい加減長すぎたが) 妻も、満足だったらしいのだが、これだけやれば、もうOKはなく、またきたいとのこと。ああ。

さてここからホテルまで歩いて戻ったのだが、クラクションもひどく街灯あまりなく暗くて家族がこわがり、またまた、僕は文句をつけられまくる。無事ホテルについて、家族も静かになる。もう遅いのでホテルに併設されているイタリア料理やで晩飯たべてパスタとか、それもまたうまかった。

1月3日

朝から歩いて、子供達希望のクリスタルというアクセサリー店まで歩いていく。
ここで、子供二人と子供の友人達のクリスタル入りアルファベットを使ったそれぞれの自分の名前要りリストバンドを作ってもらう。
その後市場まであるいてみると、食肉類があまりにもそのまま並べてあり、魚も陸なのに口をパクパクさせている。そこからまた歩いてカフェにもよって、昨日のエステにいって、妻の2回目のエステを予約して、スーパーにいって、フォーを食べて、フォー24というチェーン店で、ここのアボガドのチェー(ベトナム独特の冷たくてあまいのみもの)がうまかった。もうひとつのスーパーまでまた歩いたのだが、距離が1KMいじょうあり。暑くて、かなり汗を買いた。下の子供を抱っこしてあるいて、びっしょり。途中でまた天秤棒の行商のおばさんからもちみたいなものをかったら、これは独特の発酵ソースがついていて、とてもたべられなかった。ベトナムのおじさん達が、外国人がこれを食べるのが珍しかったらしく、親指をたべてグッドだといっている。でもこれ食べられないソースは凄いにおいだった。上の娘はブルーチーズ見たいな匂いだといっていた。さてたどり着いたもうひとつのスーパーも高級デパートみたいだったが、最初のスーバーと同じく、ある場所にゲートが設けられていて、その中が、普通のスーパーになっていた。そこで、インスタントラーメン、コーヒー豆、フィルター、紙コップ等をかってくる。それからタクシーでホテルにもどる。

さてホテルに戻ってちょっとウトウトしていると、昨日にあった、ベトナムの会社の取締役から電話がある。仕事で大トラブルが発生していることがわかった。それで、また家族つれて会社いくと、思った以上に深刻な状況で、前後策を話すも、どうにもならん。ここで僕が怒ると、逆効果にしかならないだろうから、ぐっとこらえる。

そのあとしょうがないので、家族つれて、ホテルの近くの評判のよいレストランまで、タクシーでいくと、タクシーの運ちゃん道間違えていた。違うレストランに入りそうになったが、親切なスタッフ達が、僕の行こうとしていたレストランへの行き方を説明してくれて、ニコっとしてここも良いレストランですよというので、きっと良いレストランなんだろうと思えてそこでたべることにした。実際うまかった。えびも生春巻きも絶妙の味加減である。したの娘が調子悪そうにしていたのだが、途中から回復してきて、みんなでおいしくコース料理を食べた。それも全部で3500円程度だった。僕のビール代もいれて。

そこからホテルまで夜のハノイをまたクラクションを聞きながら、ホテルまで家族で歩いた。

1月4日

仕事でのトラブルがきになり5時クライン目が覚めてしょうがないからホテルのまわりをぶらぶらする。道端でフォーをうる人達は料理の準備に入っている。
ハノイの朝はぼんやりとだんだん薄あかるくなってくる。空気が澄んでないようだ。

妻のエステをキャンセルして、ハノイの会社で対応策を話し合う。
でもどうにもならんので、 僕はエンジニアでもないから、直接手伝えることもなくて、しょうがないから、午前で話を終わらせて、その会社のちかくのフォーチュナホテルでコーヒー飲んで、また近くの庶民的なスーパーよる。

そこからホーチミン厠というところにいったのだが、午前だけとのことでもうはいれなかった。ホーチミンさんはレーニンのように遺体をくさらないように特別処理され(それも昔のソビエトの科学者がやったとかいうはなしだ)たまに公開されているらしい。今はみられなくて残念だった。

しょうがないから、またおいしいものでも食べようということで、距離は近いけど、方角わからないので、タクシー使ってあるレストランを目指す。ところがタクシーがわざと遠回りしている。頭にきて運ちゃんとがんがんやりあっていたら、まわりにベトナムの人があつまってきた。ある時間から交通規制があってしょうがないということをいっているらしいが、それにしても遠回りしすぎだろうというのが、僕のいいたいことだった。 
結局、いわれたとおりにはらったが、それでも33,000どんなので231円くらいにしかならない。 こちらの初のり運賃はほとんどの自動車が10,000ドンからなので、70円だ。それにしても言葉が通じない。

その後のレストランもまた最高においしくかつ安かった。

そこから一度ホテルに帰り、またハノイの会社に行って、仕事のトラブルはまだ解決してはいないものの、前進していたので、まあまた一緒に食事をしましょうということになり、レストランにつれていってもらった。ハノイで一番おいしいという魚介料理の店はこれまたおいしかった。また話ももりあがり、ビールとワインをのんだ。強大な蝦蛄(シャコ)の料理と、柿とサツマイモの風味を合わせたような果物が特に良かった。また僕からみると、そのハノイの会社はナンバーツーの取締役のほうがしっかりしているようにみえるのだが、そのレストランでは社長が、何人かの人(ハノイの日本大使館の職員とか)と親しげに挨拶していて、彼らの役割分担がある程度わかるような気がした。
10時半くらいにホテルにもどってきた。そのレストランからホテルまでのタクシー代はたったの15,000ドンだった。なんだホテルから近いんだ。

1月5日
最終日、ホーチミン厠にまたいくがまだ入れない。まわりのホーチミン博物館等をみてまわる。確か英語でホーチミンの言葉として

「自分の人生は人民に奉仕するためにあり、何の後悔もない、たった一つ、これ以上奉仕できないということとを除いては。」

が僕が英語でよみとれたすくないことばであとは、ロシア語やフランス語、ベトナム語での紹介がされているようだった(言葉がよくわからないが そうらしい)。

そこから歩いてタンロイホテルにあるZENSPAを目指す。タイ湖のほとりの道をあるく。途中の寺によると。仏教文化に落ち着きを感じた。

寺の前で行商のおばさんからもちを買った。確かまた凄く安かったけど、もちは5個あって、とてもうまい。もち自体が、ベトナムの日本よりぱさぱさしているけど、ズッと風味の濃い米で作られているから、とてもおいしいのだ。またあんこが、日本で一番近いのは、山形の枝豆でだだ茶豆というのがあるけどあんな風味のあんこだった。まったく甘すぎず、丁度良い。また僕は行商のおばさんが好きなのだ。尊い労働だと思う。

ZENSPAでは対応してくれた、女性が少し日本語を話してくれて助かった。その人は日本のタレントの佐藤エリがちょっと日焼けしたような感じだった。


他のスタッフもみんなきれいだったが、彼女ほどではなかった。

そこで90分のコースをうけた。妻はフェイシャルコラーゲンなんとか、僕は暖かい石をつかってストレスと疲れをとるという奴をうけた。丁寧なマッサージで、疲れがとれたようで気持ちよかった。子供達がふざけていて、おかしくて笑ってしまうのに、そのとても若い女性は、笑わずに、きちんとマッサージを続けていた。

またスーパーにいったが、もうドンもなくてクレジットカードもつかえなくて、こちらで試して一番おいしかったVINAMILK(ベトナム株式市場で最大級の会社)の缶に入った
コーヒー豆だったがそれは追加で買うことはできなかった。


ホテルにもどると、最後にハノイの会社が例のトラブルの最新状況を報告したいと連絡あったので、ホテルにきてもらって、今後の対応をはなす。

最後の夕食は、タクシーの運ちゃんに間違えられて3日にいけなかったレストランにした。ここはベトナムの学校に通えない子供を教育するNPOがレストラン業務を学ばせるために、作られたレストランで、これまたコストパフォーマンスが高い。ウェイターがたくさんいて、しかも対応が初々しくて。

そしてその夜中にハノイをでて6日朝成田についた。

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