水曜日, 11月 18, 2009
できる時に、できることを、できる限りやる
水泳への情熱がもどりかけ でも無理しない
月曜日, 11月 16, 2009
佐藤信哉さんと話して嬉しかったこと、生粋で永遠のバイク乗り
バーンナイトの様子
バーンナイトは朝までやっていた。
佐藤信哉さんと、色々な話ができて、とても楽しかった。
21年前というのは僕の記憶違いで、19年と8ヶ月前だった。
えらくハンドルの曲がったXT250で参加していた
奴がいたことを覚えてくれていた。
そんなことくらいがこんなに嬉しいのは、
結局、男(自分が認める)に覚えてもらっているのは特別なことだからである。
色々な話をしたので、全部は書けない。一番印象的だったことを書く。
佐藤信哉さんのところには、色々なメーカーから、
スポンサーのオファーがくるのだそうだ。
でも彼は、全て断ってしまう。
別に、金が余って困っているわけではない。
オイルメーカーからの宣伝のお願いも断ってしまったのだそうだ。
私「信哉さんが本当に推薦できると思う製品なら、
それを宣伝してくれて全然問題ないじゃないですか。」
信哉さん「例えばさ、ワコーズ(ここのオイルは評判いいらしい)
のオイルをさあ俺が宣伝したとする。
そうするとさあ、俺はワコーズの人間になってしまう。」
それを、もう50代のはずなのに、全く濁りがない瞳と全く少年のような屈託のない
表情の佐藤信哉が話してくれると、シビレタ。
どこの企業からも自由であること。それは佐藤信哉にとって、
金には代えられない価値のあることだということなのだ。
(もっとも、将来どっかの製品宣伝しても、僕は彼を尊敬し続けるけど)
これだけ、世の中のほとんどの人が、金を命の次くらいに大切にしているのに、
佐藤信哉にとっては、自分がどの会社にも依存しないで、自由に思ったことを
発言し続けることのほうが、ずっと大切だということなのだ。
その精神は、バイクにを愛する気持にも通じているのだと思う。
自動車にぶつかれば、圧倒的に不利な立場で、
バイクに乗り続けるのはただ、それが好きだからだ。
損得だけで考えたら、バイクなんていつまでも乗っていられない。
でも好きだから乗り続けるのです。危険でも。
佐藤信哉さんの表情も面構えも、雰囲気も、約20年前と
全然変わってなかった。
若いときからずっと読んできたバイクや林道についての
記事を書いてきてくれた人が、今も昔と同じ、空気のまま
そこにいてくれるだけで、どれだけ嬉しいことだろう。
バイクを通じて知り合った人達と、今は連絡もつかなく
なってしまったり、しているなか、それを強く感じた。
川島和正氏の集まりに好奇心で参加してみて
早朝散歩の喜び
日曜日, 11月 08, 2009
水泳にまたもどろう
身体の興奮状態がとまらなかったようで、
午前3時に目が醒めた。
そのまま眠れないので、ブログ書いて、インターネットサーフィンしてから
夜明けをみながら、また散歩。
この散歩が機能のレースを少し助けてくれたような気がしている。
川沿いを散歩していると、子供に挨拶されたので、
少し話した。
小学校4年生で、毎朝5時半に起きて散歩しているとのこと
「偉いねえ」
「いえ、あの、本当は、太っているから、歩いて痩せるようにママにいわれているんですよ。」
とのことで、人懐っこいとてもかわいい男の子であった。
あれだけ抑えて泳いだのに、それでも、身体に疲労感がかなり残っていた。
夕方のあいた時間に30分だけ泳いだ。少し泳いだほうが疲れが抜ける。
そのままスーパーでひき肉を900gくらいかってきて、
久しぶりにハンバーグをたくさんつくった。(最近カレーしか作ってなかったので)
昨日のレースをきっかけにまた少し練習を再開できそうだ。
新しい仕事を作り出すのに差し支えるほど泳いではだめだけど、
泳ぐことが僕の心身にエネルギーを与えてくれるのだ。
好きなものがあるって、素晴らしいことだ。
父からのプレゼント。
日本マスターズ水泳長距離大会いきなり参加
「投資家列伝」 ブログのほうばかりで
そしてブログだけでなく、水泳も実際に練習していなかったのです。
マスターズの1500mは、以前このブログでかいた、
8月のオープンウォーターでてからしばらくして、申し込みだけしてました。
最近の自分の体調と練習してないことから、棄権しようと思っていました。
ところが、自分が他の方の帯同計時員の役割があり、行かないと迷惑を
かけることがわかり、どうせいくなら、参加することにしました。
それと、ここまで練習してない自分がどれだけボロボロのレースをして
苦しむか経験してみたいような、自虐的な気持にもなっていました。
出場まえ、私が全然練習してないことをしる同じチームの人から
棄権しておいたほうがいいんじゃないかと言われてました。
それで、ともかく力を抜いてゆっくりいこうとしました。
冗談のくらい、ゆっくり泳ぐつもりでした。
スタート台の上にのるのは、3年ぶりでした。
良い緊張感です。
水にザブーンと飛び込み、はやる気持を抑えて、力を抜いて、
冗談のようにゆっくりしたリズムで泳ぎ始めました。
最初の100m、次の100m、とにもかくにも、冗談のようにゆっくり
でも、ストロークだけは長く。
体力消耗を最小化できるように水の抵抗を最小化できる、姿勢を維持して
必要ない筋肉はなるべく脱力して
それでも、自分の体力がどこまで持ってくれるか、泳ぎながら、心細くて
しかたありません。
途中で、つい、ペースがあがると、すぐに自制して、ペースを落とします。
50mプールの中で、1500m最後まで泳ぎきるのに、途中で
燃え尽きてしまうと、そこからゴールまで、どんなに気持を集中しても
手足が動かなくなり、絶望的な苦痛と息苦しさに陥ることがわかっていたので。
ただ、泳ぎながら、意外と調子が良い自分にだんだん身体が目覚めてきました。
1000mを越えたあたりから、こわごわペースをあげていきました。
そして、それは最後までペースを上げ続けていけて、ラスト100mでは
いきなり、ラップタイムを10秒も縮めました。(どれだけゆっくりおよいでいたことか)。
結果は24分で、 初めて、1500mに挑戦する、最近練習もしてない、40代後半の
自分としては、予想外の上出来でした。
はしゃぎだしたいくらい嬉しかったのです。
泳いでいる間に、脈が乱れなかったのが、ともかく幸運でした。
自分のエントリータイムより、5分以上も速かったため、ルール違反に
よりランキングに記録されないことになってしまいましたが。
しばらくは、喜びをかみしめていました。
泳いでいるときは、少しでも抵抗を受けないで、体力を温存するために
例えば、腰が沈みそうなときに、なるべく腰の位置を高くして水面に近づけるように、
同時に、そのために、キックを打ちすぎないで体力を温存すること、
それを念じるようにも泳いでいました。
さて、それから、同じチームの人の泳ぎをみて、計時員もやると、
若い人は、最初から飛び出していって、途中でペースが落ちてくるのを
何とかくいとめて、呼吸するときに見える顔が苦るしくてゆがんでいるように
みえるようでしたが、スピードをそこそこ維持して泳ぎきりました。
もう一人の人も、泳ぐ日は10000mも練習している50歳前後の人で、
正確に同じペースで、泳ぎ、良い記録をだしました。
二人ともタイムが私よりよかっただけでなく、懸命に泳いでいるところに
胸を打たれました。 私と大違いです。
そして、昨日の大会の最終レースでは
30代のクラスでの世界記録がでました。
小泉飛鳥さんという人で、仕事も趣味も水泳で水泳一筋の人らしい。
その泳ぎの凄さに、ずっと見とれていた。
技術ももちろん凄いのだが、爆発的なパワーをずっと発揮しながら
1500mを泳ぎきれるその体力に何より驚いた。
こんな30代がいるとは。(30代の人類最高なわけだが)
最初の100mを1分丁度でラップしていて、いくら何でも
これでもつのかとみていたら、
だんだんとペースが落ちてきていた。
そして結果16分30秒 世界記録。
ペースダウンを恐れないで突っ込んでいける、度胸と練習量が
なければ、とてもできないことだ。
それをみたら、練習もしないで、体力温存ばかり考えて
24分で泳いで、それを喜んでいた自分が、あまりに小さくみえて、
さっきまでの喜びが、消え、、、 いや消えない。
あれが、今の僕にとってのベストの泳ぎだったし、自分なりに良くやったのだ。
その後の汗のかき方や、頭痛を考えても、やっぱりあれよりとばしていたら、
僕はつぶれていたと思う。
僕は僕の水泳をダラダラとでも絶対に続けていけばよいのです。
やっぱりレースは見るもんじゃなくて、出るほうがずっと楽しい。
水の中で、自分の体力がどこまで持つか、震える気持の中、
ペースを探ってがんばれたのが楽しかった。
後半ペースを上げていくほうが、ずっと楽しい。
温まっていく身体をスピードの変えて行けるようで。
レース前もにウォームアップをたくさんやるほどの体力もないわけだし。
やっぱり水泳は素晴らしい。僕の大切なもの。心のよりどころ。