水曜日, 11月 18, 2009

できる時に、できることを、できる限りやる

”できる時に、できることを、できる限りやる” 

これは佐藤信哉さんが言っていることである。

佐藤信哉さんに約20年ぶりにお会いできて、凄く嬉しいのと同時に、愕然となるほど痛感したことがある。


20年なんて、あっという間なんだ!!!!

上手く表現できないくらい衝撃的なことだった。

人生なんて、仮に80歳まで生きられたところで、気がつくときっと

あっという間に終わってしまうんだろうと、切実に想像、実感した。

僕は、もう46年も生きているけど、一体どれだけ、自分の夢を生きられただろう。

別に卑下もしてないけど、残りの人生を、もっと充実させたいと強く思った。

自分のやりたいことをできるだけ明確にして、それを実行、実践しないと、
気がつくと、もう時間切れになってしまうんだ。

一瞬、一瞬、この時の、積み重ねが、全て。

また浮谷東次郎の言葉を思い出した。

「人生に助走期間なんてない。あるのはいつもいきなり本番の走りだけだ。」

僕はいい加減だから、46歳まで生きられたような気はしているけど、
もう少し、きちんとしたほうが良いです。もう人生半分過ぎている
可能性が高いのだから。



水泳への情熱がもどりかけ でも無理しない

先々週の恐々出場した1500mの結果が予想外によかったので、

(練習してなくて、謙虚な分、体力温存と、効率的な泳ぎに徹したことと
不整脈が出なかったことが、好結果の要因で、幸運でもあった。)

またちょくちょくプールにいって、昨日は久しぶりに練習会にも参加した。

これで、早朝の坂道散歩もやっているので、まあまあの運動量である。

ただ、僕が水泳で第一に目指すべきは、
それで、気持ちよくハッピーになること、

水泳の気持ちよさと、仲間つくりをすることだ。

2番目が技術向上で。

3番目が、体力向上、 激しすぎる運動は、どう考えても、健康に逆効果だ。

だから、これからも、慎重に、身体への負荷を見極め、身体がつらくなりすぎないように
水泳を長く続けて生きたいと思っている。



月曜日, 11月 16, 2009

佐藤信哉さんと話して嬉しかったこと、生粋で永遠のバイク乗り

バーンナイトの様子

以前、以下のように書いた、佐藤信哉さんにお会いして、

たくさん話をさせてもらった。


ミスターバイクと佐藤信哉の21年前の思い出」

http://koenjihachioji.blogspot.com/2009/04/21.html

前から、一度は、参加したかった、池袋で月一で開催されている

バーンナイトに参加させてもらった。


バーンナイトは朝までやっていた。


佐藤信哉さんと、色々な話ができて、とても楽しかった。

21年前というのは僕の記憶違いで、19年と8ヶ月前だった。


えらくハンドルの曲がったXT250で参加していた

奴がいたことを覚えてくれていた。


そんなことくらいがこんなに嬉しいのは、

結局、男(自分が認める)に覚えてもらっているのは特別なことだからである。


色々な話をしたので、全部は書けない。一番印象的だったことを書く。


佐藤信哉さんのところには、色々なメーカーから、

スポンサーのオファーがくるのだそうだ。


でも彼は、全て断ってしまう。

別に、金が余って困っているわけではない。


オイルメーカーからの宣伝のお願いも断ってしまったのだそうだ。


私「信哉さんが本当に推薦できると思う製品なら、

それを宣伝してくれて全然問題ないじゃないですか。」


信哉さん「例えばさ、ワコーズ(ここのオイルは評判いいらしい)

のオイルをさあ俺が宣伝したとする。

そうするとさあ、俺はワコーズの人間になってしまう。」


それを、もう50代のはずなのに、全く濁りがない瞳と全く少年のような屈託のない

表情の佐藤信哉が話してくれると、シビレタ。


どこの企業からも自由であること。それは佐藤信哉にとって、

金には代えられない価値のあることだということなのだ。


(もっとも、将来どっかの製品宣伝しても、僕は彼を尊敬し続けるけど)


これだけ、世の中のほとんどの人が、金を命の次くらいに大切にしているのに、

佐藤信哉にとっては、自分がどの会社にも依存しないで、自由に思ったことを

発言し続けることのほうが、ずっと大切だということなのだ。


その精神は、バイクにを愛する気持にも通じているのだと思う。


自動車にぶつかれば、圧倒的に不利な立場で、

バイクに乗り続けるのはただ、それが好きだからだ。


損得だけで考えたら、バイクなんていつまでも乗っていられない。


でも好きだから乗り続けるのです。危険でも。


佐藤信哉さんの表情も面構えも、雰囲気も、約20年前と

全然変わってなかった。


若いときからずっと読んできたバイクや林道についての

記事を書いてきてくれた人が、今も昔と同じ、空気のまま

そこにいてくれるだけで、どれだけ嬉しいことだろう。


バイクを通じて知り合った人達と、今は連絡もつかなく

なってしまったり、しているなか、それを強く感じた。


川島和正氏の集まりに好奇心で参加してみて

川島和正氏は、現在、まぐまぐで最大発行部数を誇る
メルマガを書いている人だ。

いわゆる情報商材を販売し、自らも製作し、本も発行している。

実は、僕も、知り合いからきいて、1000MANプログラムというものを
買い、それも一つのきっかけとなって、

「投資家列伝」 

メルマガの発行を開始した。

ただ、情報商材に関わる人々には、ネガティブなうわさも多い。

普通に発行されている本よりも、たいしたことない中身の情報を
普通の本の20倍くらいの値段で販売しているからである。

ただ、普通の本では得られない情報を公開している情報商材も多いらしい。

川島氏の1000MANプログラムでは、この教えを忠実に守って
実行すれば、誰でも、簡単に、年収1000万以上を稼げるようになると
臆面もなく、言い切っている。

好奇心旺盛で、かつ書くのが好きな僕は、試してみた。

ところば、僕は善人気取りのつもりはないが、結局一回も、
情報商材を紹介してないし、できていない。

せいぜい、これなら、読んで損はないと思う本を紹介するくらいである。

私の推測では、川島氏の1000MANプログラムを実行して、
年収1000万円を達成した人は、一人もいないのではないかと思われる。

まぐまぐで、新規で、そこまで目立って成長しているメルマガは
ないようだし、彼のプログラムではまずまぐまぐでメルマガを開始することを
薦めているから。


さて、そのプログラム購入者向けの集まりが開催されたので土曜に参加してみた。

参加者は、川島氏に直接質問して話をして、あやかりたいと思っている人が
ほとんどで、川島氏の周りには、引きもきらず人が集まっていた。

僕が彼に直接、上記のようなことを正論で問いただすと、
場の雰囲気が非常にまずくなるであろうことは、いくら僕でも予測できた。

また、好奇心で参加しておきながら、直接、本人を目の前にすると
正直、あんまり、話しても面白くなさそうに感じてしまい、
無理に話す気にもならなかった。

それで、彼の会社の二人の女性スタッフと話したり、
癒しをテーマにしたメルマガを発行している秘書やっている女性と話して、
本の紹介をしているブログとメルマガを書いている人(何と僕の中学校の後輩)と
話して、
主婦向けにネットオークション向けの情報商材を扱っている若者と話した。

お店は、ウィーンに本店のある、ドイツ料理に似た料理を出す店で、
日本ではなかなか食べられないような、つぶれたマカロニのような
パスタも食べられた。独特のモチモチ食感でおいしいかった。

ワインも、かなり上品な口当たりのものであった。

僕は、この情報商材をあつかって、お金を儲けている人達に対して
良いとも悪いともいえないような中途半端な思いがある。

何の中身のある仕事もしないで、税金をチューチュー吸い取っているだけの
人が世の中には、たくさんいる。(もちろん立派な仕事をしている公務員もいる。)

そういう人達と比較した場合は、自分の創意工夫で情報商材をつくり
あるいはそれを紹介して、利益を得ている人達はずっとまともだと思う。

ただ、自分のお客さんを、カモとしかみていないのであれば、
(その可能性は高いようにみえる) やはり、尊敬される仕事ではない。

ただ、インターネットのせいもあって、ここまで情報が氾濫してくると
わかりやすく、それを整理して吟味してガイドしてくれる人が
より必要とされていることも間違いない。

無料の情報に高い価値を求めるのにも無理があれば、
有償の情報に、その価値を保障してほしいのも当然で、

それをどのように、まともなビジネスとして実現するかは、未知数である。

さらに、書くと、売れ筋の情報商材は、結局、

金儲け
恋愛
美容

等、の分野に集約されくるし、それを大して努力しないで
手に入れられる方法を多くの人が求めているのである。

情報を買う側も甘い考えが多い。

そして、甘い考えを満たしてくれると期待させてくれる
いかがわしい情報のためなら、だまされるかもしれないとおもいながらも
多くの人々が金を払うのである。

昔、英会話教材一式を買って、結局、それでは英語できるように
ならないとかそういうのに、かなり似ていると思う。

もし、この方法をまもって、毎日8時間、5年間精進をを続ければ、
あなたはその道の第一人者になって、あとはプロとしての道が
開けます。 

という教材が100万円くらいで売られていたら、買う人いるだろうか?

今後も、需要はあるだろうに、どうやれば、まともなビジネスになるのか
まだわからない、しかも興味深い分野である。

ある意味、多くの人は、ラクして、儲けられる、もてるようになるという
魔法にお金を払って、一瞬でも自分に夢を見させてほしいと
思っているだけのことで終わってしまうかもしれないけど。




早朝散歩の喜び

前回書いた、散歩中に話した男の子が、お母さんと歩いていて、
今度はそのお母さんとも話をした。

早朝散歩している人は、健全そうな人が多いので、
気楽に話をしてもらえるようだ。

これが、夜だったりすると、僕のように身体が妙にでかい人間は
警戒されてしまうと思う。


それより、朝、日の出を眺めながら、緑の中や、坂道を、
とっとと歩きまわるのが、心身にとてもよい。

気持も気分もとてもよい。

朝日をうけて、厳しすぎないレベルで運動すること。

気がつくと、坂道も多い道を2時間以上も歩いているから、
実はそこそこの運動量になっているようだし。

良い習慣なので、なるべく続けたい。

楽しくて気分良いので。

忙しくて睡眠不足になったりすると、できなくなるなるだろうけど、
できるうちはやっておこうと思う。

基礎体力あげれば、水泳にも良い効果があるとおもう。

日曜日, 11月 08, 2009

水泳にまたもどろう

昨日の1500mの試合にでて、あれだけ抑えたつもりなのに、
身体の興奮状態がとまらなかったようで、

午前3時に目が醒めた。

そのまま眠れないので、ブログ書いて、インターネットサーフィンしてから

夜明けをみながら、また散歩。

この散歩が機能のレースを少し助けてくれたような気がしている。

川沿いを散歩していると、子供に挨拶されたので、
少し話した。

小学校4年生で、毎朝5時半に起きて散歩しているとのこと

「偉いねえ」

「いえ、あの、本当は、太っているから、歩いて痩せるようにママにいわれているんですよ。」

とのことで、人懐っこいとてもかわいい男の子であった。

あれだけ抑えて泳いだのに、それでも、身体に疲労感がかなり残っていた。

夕方のあいた時間に30分だけ泳いだ。少し泳いだほうが疲れが抜ける。

そのままスーパーでひき肉を900gくらいかってきて、
久しぶりにハンバーグをたくさんつくった。(最近カレーしか作ってなかったので)

昨日のレースをきっかけにまた少し練習を再開できそうだ。

新しい仕事を作り出すのに差し支えるほど泳いではだめだけど、
泳ぐことが僕の心身にエネルギーを与えてくれるのだ。

好きなものがあるって、素晴らしいことだ。

父からのプレゼント。

日本マスターズ水泳長距離大会いきなり参加


ずっとこちらに書いていませんでした。

「投資家列伝」 ブログのほうばかりで

そしてブログだけでなく、水泳も実際に練習していなかったのです。

マスターズの1500mは、以前このブログでかいた、
8月のオープンウォーターでてからしばらくして、申し込みだけしてました。

最近の自分の体調と練習してないことから、棄権しようと思っていました。

ところが、自分が他の方の帯同計時員の役割があり、行かないと迷惑を
かけることがわかり、どうせいくなら、参加することにしました。

それと、ここまで練習してない自分がどれだけボロボロのレースをして
苦しむか経験してみたいような、自虐的な気持にもなっていました。

出場まえ、私が全然練習してないことをしる同じチームの人から
棄権しておいたほうがいいんじゃないかと言われてました。

それで、ともかく力を抜いてゆっくりいこうとしました。

冗談のくらい、ゆっくり泳ぐつもりでした。

スタート台の上にのるのは、3年ぶりでした。

良い緊張感です。

水にザブーンと飛び込み、はやる気持を抑えて、力を抜いて、
冗談のようにゆっくりしたリズムで泳ぎ始めました。

最初の100m、次の100m、とにもかくにも、冗談のようにゆっくり

でも、ストロークだけは長く。
体力消耗を最小化できるように水の抵抗を最小化できる、姿勢を維持して
必要ない筋肉はなるべく脱力して

それでも、自分の体力がどこまで持ってくれるか、泳ぎながら、心細くて
しかたありません。

途中で、つい、ペースがあがると、すぐに自制して、ペースを落とします。

50mプールの中で、1500m最後まで泳ぎきるのに、途中で
燃え尽きてしまうと、そこからゴールまで、どんなに気持を集中しても
手足が動かなくなり、絶望的な苦痛と息苦しさに陥ることがわかっていたので。

ただ、泳ぎながら、意外と調子が良い自分にだんだん身体が目覚めてきました。

1000mを越えたあたりから、こわごわペースをあげていきました。

そして、それは最後までペースを上げ続けていけて、ラスト100mでは
いきなり、ラップタイムを10秒も縮めました。(どれだけゆっくりおよいでいたことか)。

結果は24分で、 初めて、1500mに挑戦する、最近練習もしてない、40代後半の
自分としては、予想外の上出来でした。

はしゃぎだしたいくらい嬉しかったのです。

泳いでいる間に、脈が乱れなかったのが、ともかく幸運でした。

自分のエントリータイムより、5分以上も速かったため、ルール違反に
よりランキングに記録されないことになってしまいましたが。

しばらくは、喜びをかみしめていました。

泳いでいるときは、少しでも抵抗を受けないで、体力を温存するために
例えば、腰が沈みそうなときに、なるべく腰の位置を高くして水面に近づけるように、
同時に、そのために、キックを打ちすぎないで体力を温存すること、
それを念じるようにも泳いでいました。

さて、それから、同じチームの人の泳ぎをみて、計時員もやると、
若い人は、最初から飛び出していって、途中でペースが落ちてくるのを
何とかくいとめて、呼吸するときに見える顔が苦るしくてゆがんでいるように
みえるようでしたが、スピードをそこそこ維持して泳ぎきりました。

もう一人の人も、泳ぐ日は10000mも練習している50歳前後の人で、
正確に同じペースで、泳ぎ、良い記録をだしました。

二人ともタイムが私よりよかっただけでなく、懸命に泳いでいるところに
胸を打たれました。 私と大違いです。

そして、昨日の大会の最終レースでは
30代のクラスでの世界記録がでました。

小泉飛鳥さんという人で、仕事も趣味も水泳で水泳一筋の人らしい。

その泳ぎの凄さに、ずっと見とれていた。

技術ももちろん凄いのだが、爆発的なパワーをずっと発揮しながら
1500mを泳ぎきれるその体力に何より驚いた。

こんな30代がいるとは。(30代の人類最高なわけだが)

最初の100mを1分丁度でラップしていて、いくら何でも
これでもつのかとみていたら、
だんだんとペースが落ちてきていた。

そして結果16分30秒 世界記録。

ペースダウンを恐れないで突っ込んでいける、度胸と練習量が
なければ、とてもできないことだ。

それをみたら、練習もしないで、体力温存ばかり考えて

24分で泳いで、それを喜んでいた自分が、あまりに小さくみえて、
さっきまでの喜びが、消え、、、 いや消えない。

あれが、今の僕にとってのベストの泳ぎだったし、自分なりに良くやったのだ。

その後の汗のかき方や、頭痛を考えても、やっぱりあれよりとばしていたら、
僕はつぶれていたと思う。

僕は僕の水泳をダラダラとでも絶対に続けていけばよいのです。

やっぱりレースは見るもんじゃなくて、出るほうがずっと楽しい。

水の中で、自分の体力がどこまで持つか、震える気持の中、
ペースを探ってがんばれたのが楽しかった。

後半ペースを上げていくほうが、ずっと楽しい。
温まっていく身体をスピードの変えて行けるようで。

レース前もにウォームアップをたくさんやるほどの体力もないわけだし。

やっぱり水泳は素晴らしい。僕の大切なもの。心のよりどころ。

木曜日, 11月 05, 2009

昨日、元同僚宅で

20年も前の同僚の家に遊びにいってきた。

彼も現在仕事がないが、すでにマンションも二つ持っていて、
それで生活費もまかなえると言うことで、素晴らしいなとおもっていた。

私のように扶養家族がいるわけでもないし。

ところが、彼からそのあとメールがあり、

今の生活は大げさに聞こえるかもしれないけど
小野田少尉の生活のようなもので、昨日は来てくれてありがとう。

書いてあった。

大原麗子とか飯島愛の孤独な死もあったけど、
彼も将来そんなことにならいかと心配しているのであった。

それで、一緒になんか仕事始めようと、話してきたのであった。

彼のように真面目に仕事を頑張ってきたエンジニアがそうなって
しまうところが、不況の怖いところだ。

お金がなくなるのより、ある意味社会的な接点を失うことは
より恐ろしいことなのかもしれない。



土曜の1500m

全く、水泳の練習してないのに、あさって、1500mの試合に出ることになった。

キャンセルしようかともおもったが、マスターズの長距離は、参加者も運営を手伝う
必要があることがわかり、どうせ会場までいくなら、無理を承知で
出場してみるかと。

長距離のレースは、レース経験の少ない自分には恐怖で、
いくら抑えているつもりでも、緊張と興奮が自分のペースを
速めてしまい、後半、地獄の苦しみを味わうことのなりかねない。

ともかくゆっくりいくことと、不整脈がひどいようなら、途中棄権もさくっとしようっと。

最近、また水泳を好きな気持が少し戻ってきて、ほっとしている。

水泳とバイクを楽しめなくなったら、僕は僕でなくなってしまうので。