彼も現在仕事がないが、すでにマンションも二つ持っていて、
それで生活費もまかなえると言うことで、素晴らしいなとおもっていた。
私のように扶養家族がいるわけでもないし。
ところが、彼からそのあとメールがあり、
今の生活は大げさに聞こえるかもしれないけど
小野田少尉の生活のようなもので、昨日は来てくれてありがとう。
書いてあった。
大原麗子とか飯島愛の孤独な死もあったけど、
彼も将来そんなことにならいかと心配しているのであった。
それで、一緒になんか仕事始めようと、話してきたのであった。
彼のように真面目に仕事を頑張ってきたエンジニアがそうなって
しまうところが、不況の怖いところだ。
お金がなくなるのより、ある意味社会的な接点を失うことは
より恐ろしいことなのかもしれない。
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