月曜日, 11月 16, 2009

川島和正氏の集まりに好奇心で参加してみて

川島和正氏は、現在、まぐまぐで最大発行部数を誇る
メルマガを書いている人だ。

いわゆる情報商材を販売し、自らも製作し、本も発行している。

実は、僕も、知り合いからきいて、1000MANプログラムというものを
買い、それも一つのきっかけとなって、

「投資家列伝」 

メルマガの発行を開始した。

ただ、情報商材に関わる人々には、ネガティブなうわさも多い。

普通に発行されている本よりも、たいしたことない中身の情報を
普通の本の20倍くらいの値段で販売しているからである。

ただ、普通の本では得られない情報を公開している情報商材も多いらしい。

川島氏の1000MANプログラムでは、この教えを忠実に守って
実行すれば、誰でも、簡単に、年収1000万以上を稼げるようになると
臆面もなく、言い切っている。

好奇心旺盛で、かつ書くのが好きな僕は、試してみた。

ところば、僕は善人気取りのつもりはないが、結局一回も、
情報商材を紹介してないし、できていない。

せいぜい、これなら、読んで損はないと思う本を紹介するくらいである。

私の推測では、川島氏の1000MANプログラムを実行して、
年収1000万円を達成した人は、一人もいないのではないかと思われる。

まぐまぐで、新規で、そこまで目立って成長しているメルマガは
ないようだし、彼のプログラムではまずまぐまぐでメルマガを開始することを
薦めているから。


さて、そのプログラム購入者向けの集まりが開催されたので土曜に参加してみた。

参加者は、川島氏に直接質問して話をして、あやかりたいと思っている人が
ほとんどで、川島氏の周りには、引きもきらず人が集まっていた。

僕が彼に直接、上記のようなことを正論で問いただすと、
場の雰囲気が非常にまずくなるであろうことは、いくら僕でも予測できた。

また、好奇心で参加しておきながら、直接、本人を目の前にすると
正直、あんまり、話しても面白くなさそうに感じてしまい、
無理に話す気にもならなかった。

それで、彼の会社の二人の女性スタッフと話したり、
癒しをテーマにしたメルマガを発行している秘書やっている女性と話して、
本の紹介をしているブログとメルマガを書いている人(何と僕の中学校の後輩)と
話して、
主婦向けにネットオークション向けの情報商材を扱っている若者と話した。

お店は、ウィーンに本店のある、ドイツ料理に似た料理を出す店で、
日本ではなかなか食べられないような、つぶれたマカロニのような
パスタも食べられた。独特のモチモチ食感でおいしいかった。

ワインも、かなり上品な口当たりのものであった。

僕は、この情報商材をあつかって、お金を儲けている人達に対して
良いとも悪いともいえないような中途半端な思いがある。

何の中身のある仕事もしないで、税金をチューチュー吸い取っているだけの
人が世の中には、たくさんいる。(もちろん立派な仕事をしている公務員もいる。)

そういう人達と比較した場合は、自分の創意工夫で情報商材をつくり
あるいはそれを紹介して、利益を得ている人達はずっとまともだと思う。

ただ、自分のお客さんを、カモとしかみていないのであれば、
(その可能性は高いようにみえる) やはり、尊敬される仕事ではない。

ただ、インターネットのせいもあって、ここまで情報が氾濫してくると
わかりやすく、それを整理して吟味してガイドしてくれる人が
より必要とされていることも間違いない。

無料の情報に高い価値を求めるのにも無理があれば、
有償の情報に、その価値を保障してほしいのも当然で、

それをどのように、まともなビジネスとして実現するかは、未知数である。

さらに、書くと、売れ筋の情報商材は、結局、

金儲け
恋愛
美容

等、の分野に集約されくるし、それを大して努力しないで
手に入れられる方法を多くの人が求めているのである。

情報を買う側も甘い考えが多い。

そして、甘い考えを満たしてくれると期待させてくれる
いかがわしい情報のためなら、だまされるかもしれないとおもいながらも
多くの人々が金を払うのである。

昔、英会話教材一式を買って、結局、それでは英語できるように
ならないとかそういうのに、かなり似ていると思う。

もし、この方法をまもって、毎日8時間、5年間精進をを続ければ、
あなたはその道の第一人者になって、あとはプロとしての道が
開けます。 

という教材が100万円くらいで売られていたら、買う人いるだろうか?

今後も、需要はあるだろうに、どうやれば、まともなビジネスになるのか
まだわからない、しかも興味深い分野である。

ある意味、多くの人は、ラクして、儲けられる、もてるようになるという
魔法にお金を払って、一瞬でも自分に夢を見させてほしいと
思っているだけのことで終わってしまうかもしれないけど。




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