10年前のバイク事故で障害者になったそうだ。
電話で話しただけなので、実際の様子はわからないけど、
かなり大変らしい。
事故で、おかしくした左腕の痛みがひどくて
おさまらないために、その痛みを遮断するための
特殊な機械を、小脳の近くの脊髄に埋め込んでいる
というようなことをいっていた。
また、彼と初めてあった清里であって、
温泉でも行こうと話したら、
今の自分の身体をみられたくないから、
温泉にはいきたくないという。
あのあけっぴろげな彼が。
僕はつい、聞いてはいけないことをきいてしまった。
「バイクに乗っていたことを後悔してないか?」
間髪入れずに、即座に彼は答えた。
「全然後悔してないよ。 バイクに乗っていたから、
おまえにも会えたし、色々と楽しい経験ができたんだから」
彼が、そう答えてくれたからまだ良かったけど、
俺は、なんて無神経な質問をしてしまっていることだろう。
事故がひどかったので、その後、薬を多用したことで、
心臓の動きもおかしいこと。
それによって、ひょっとするとあと5年くらいしか生きられないのでは
ないかと彼は、話した。
そして、ともかく、俺達が初めてあった、清里での再会をしようと
いうことになった。
彼はそういうわけで、もうバイクにのれないから、自動車ででも来るが、
僕にはバイクでこいという。
よくわからないけど、僕にはバイクに乗り続けていて欲しいようだった。
1 件のコメント:
こんばんわ
オイラもバイク事故で左腕の機能を失いました
幻影痛はおそらく生きてる間はつきあわなければならないと思っています。
だけどそれにも負けずと言うか馬鹿ですので今もバイク乗ってます。
右腕だけで走ってますhttp://homepage3.nifty.com/fny/
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