火曜日, 10月 19, 2010

BANDIT1250Fが最近やたらと気になるのは、遠くへ行きたいから

昨日(日曜日)にバイクに乗って、逆周りとはいえ、またも大垂水峠藤野、陣場山の近くの和田峠、夕焼け小焼けの碑のある恩方コースを走った。

(ところで19年前の大垂水峠の夜の走り屋たちの動画がアップされていた。)

またも、饅頭やの自分の母親と同世代の70くらいのおばさんの話を長時間聴いた。

山間の地域の歴史が聞けて面白い。


ところで、ところで、最近BANDIT1250Fが気になってしょうがない。
とても良いバイクだけど、華がないというバイクだ。

僕はバイク好きなくせして、振動にとても疲れやすい。

若いときはそれでも、オフロードバイクでいきなり青森まで走って、
そのまま北海道に渡ったりしていたけど、

(それで、消耗しすぎて、疲れ過ぎたりしてたのだけど)

今ではとても無理。

それどころか、現在の愛車のW650も、高速はほとんどはしらず、もう日帰りで、走れる気持良さそうな道はあらかたグルグル、何度もグルグルしてしまった。

そしてだ、もうあとは高速道路でもつかって、遠出しないと、新しい、道を探検ツーリングできない。

でも今の僕にはW650ですら、一日中乗ると、最後はグッタリ消耗してしまう。

BANDIT1250Fなら身体の疲労を最小限にして、遠出をでき、かつ大型車の割には
コンパクトで軽量な車体で、小道も入って生けそうに思えてならない。


そりゃあBMWとかのツーリングマシンなら、もっとラクに遠くにいけるかもしれないが、
値段はさらに現実的でないし、そもそも市場してみると、エンジンの感触は
w650のように洗練されていなくて、遥かにガサツだ。

と僕には感じられた。

僕にはそれがとてもとても、大きいことに感じられてきている。

だって、人生なんて夢のようにすぐ終わってしまうだろうし、
現に僕は、もう20代の頃のように、無茶苦茶にバイクに乗り続けることは
とてもできない体力になっている。(それでも一日に一般道を250kmくらいのったりしているが)

そもそも、1000cc以上のバイクがいくらのりやすくなっても、老人になったら、
もうもっと小さいバイクのほうが、身体に馴染みやすくなっているはずだ。

とても大袈裟に思われるだろうけど、

僕は、結局この47歳という歳になっても、生きる意味も、人生の目的も、まるで見出せず、
思い起こすことといえば、20代の北海道バイクツーリングこそ一番楽しく、充実していた
瞬間で在ったということなのであった。

(家族をもったことも、とても幸せなことではあるのだけど。)

もし、僕が、あと一年の命で、その一年は身体が自由に動くのなら
僕はバイクで日本一周することを選らぶかもしれない。

それしか思い浮かばないかもしれない。

そして、今の自分の体力で、小道にも入っていけて、
疲労を最小限にできて、ツーリングを全うできる
現実的なバイクは

BANDIT1250Fに純正パニアケースとトップケースをつけた
仕様に思えるのだ。








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