確か22年くらい前に、清里のユースホステルで1人のバイク乗りと知り合った。
彼が、八王子に下宿していることあり、その後も何度か会った。
彼の実家の金沢にバイク旅の途中に立ち寄ったこともあった。
最後に彼と電話で話したのが、彼がバイクで日本一周して
楽しかったぜという電話をくれたときだった。
それから20年たって、急に昨日電話をくれた。
僕の実家に電話をかけて、僕の電話番号を聞き出したのだ。
その頃は携帯電話だってなかった。
第一声
「おお、元気か? 結婚したのか? 子供いるのか?」
そう当時はお互い独身だった。
彼は、10年前にバイクで事故を起して、今は身体障害者なのだそうだ。
あれだけバイクに乗りなれた奴が。
20代、彼と走った、わずかな時間が鮮やかに蘇ってきた。
彼はバイクが好きでしょうがなくて、バイクに乗りすぎて、
お尻におできができて、痛くて普通に座っていられないから、
立ったままのったり、直線でもハングオンで乗ったりしていた。
お互いバイクが好きだから、一緒に走ったわずかな時間の出来事が
輝くように思い出されてきた。
9月22日に軽井沢のアウトレットモールにいった。
ここはそこの中庭のような芝生エリア。
ブランド物もあれだけ大量に並んでいると、
もうユニクロやイトーヨーカドーのものとあんまり違うように
みえなかった。
自分がもっているコーチのビジネズバッグがとても愛着の湧く
素晴らしいものだとは知っているが、
ブランドの価値はダンダンと落ち続けていくようにみえる。
物を買ってそれで幸福感をえるということが、あんまり
価値をもたなくなってきているのだと、思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿