土曜日, 2月 27, 2010

バイクと北海道でこれからやりたいこと

暖かくなってきて、またバイクを思っている。

初めて、バイクで北海道を旅した喜びは大きすぎて、筆舌に尽くせない。

初めてバイクで泊りがけの旅したときの宿は長野で、
長野を走るのも素晴らしくて、22歳の僕は感激しまくっていた。

でも、宿で会ったライダー達と話すと、長野も良いけど、
北海道は、もっと良いと、北海道を走ったことのある
ライダーはみんなそう話してくれた。

「ホントーッスか? ホントーニホントーッスカ?

長野の方が標高は高いじゃないですか?」

僕は、北海道はもっと良いという話をきくたびに、
そんなことをきき返していた。

ある夏の日の朝、思い立った僕は、青森まで開通したばかりの
東北自動車道を XL250Rパリダカールで走り続けた。

走行距離は700km近くになり、青森についたときには、
夜になり、飛び込んだビジネスホテルでは、

振動にしびれた手で宿泊申し込みの紙に名前を書くのが
難しかった。

北海道が、どんなに素晴らしいところか、見てやりたかった。

実はその何ヶ月か前に3ヵ月半も入院していたので、無茶苦茶な旅だったのけど、
北海道への憧れが、僕を突き動かしてくれた。

いきなり、はしょるけど、今でも、一日一日、何が起きたか思い出せる、
想像を遥かに超える素晴らしい旅だった。

それが、あんまり素晴らしかったので、

それから僕は、夏が来るたびに、北海道にバイクで行った。

行かずにはいられなかった。

北海道に行くことに比べたら、他の事はどうでもよく思えた。

どれも、一回目ほどは感激しなかった。

最後に北海道にいったのはもう、10年以上昔のことだ。

もう、今の愛車w650でも、北海道まで、一気に走るのは、かなり無理がある。

体力的に。

Bandit1250みたいな、バイクなら、高速道路も、ちょっと荒れた道も
含めて、今の僕でも長距離を走りきれると思う。

そういうバイクを用意して、装備も準備しておきたい。

そして、夏のある朝、北海道に行きたくてしょうがなくなったら、
いつでも一気に走り出せるようにしておきたいんだ。

北海道の空気(空気が全然違う)、

景色、

そこであった人達、

道路、

食べ物、

海(北海道の海でも泳いだ) 

山、

会話、

親切、

明日もわからない勝って気ままな旅、

安い料金でもてなしてくれる宿

何もかもが懐かしく、いつでも、バイクでそこにいけるんだ
と思えるだけで、僕は幸せな気分になれる。

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