水曜日, 6月 14, 2006

「嫌われ松子の一生」を見てきた

BONNIE PINKが曲も提供してなんとソープランド嬢として
出演もしていた。この人の歌は前から何回も聴いている。

小説読んでから映画をみて、今頃、松子がこうなってしまう
根本原因が、父親が病弱な妹の心配ばかりして自分に
愛情を注いでくれないそれで、なんとか愛されたいと
思いながら育ってきたことにあることがわかる。

なんでこんなに 嫌われて不幸まっしぐらな主人公を
好きになるのかが、今でも自分で説明できない。

でも、思うんだ、誰でも自分の資質に忠実に
生きることでしか、本当の自分でいられない。

松子は自分の資質に忠実に生きた。
だからそれが自業自得のような自滅的な
人生でも僕は好きだ。

そして、本来、幸せというのはそれ自体を目的にはできる
ものでないんじゃないだろうかと。

自分の願うことを追いかけていって、その先に幸せが
あるか不幸があるかなんて、もうどうでもいいし、
どうにもできないのかもしれない。

POPな映像からまた考えすぎかもしれないけど。

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