木曜日, 5月 08, 2008

平井堅 「君の好きなとこ」を聴いて想うこと

「君の好きなとこ」
を自動車の中で何度も聴いて、バイクに乗っているときはつい口ずさんでいた。

平井堅はこの7年間で一番聴いている歌手だ。

この人の歌を聴くと、ああ本当は自分の心はこういうものを欲していたのに
それに気がつかずに今まで来てしまったんだなと感じる。
その思いがあまりに強く感じられてこの人の歌を聴くと涙することすらある。

「切りすぎた前髪」も君の好きなとこなら、切りすぎたとわかりながら

それも好きだということはちょっとカッコ悪いところも含めて好きで
可愛いと感じているんだろうと、瞬間でこの歌詞と、平井堅の歌声は
想像させてくれる。

「君の嫌なところも そりゃ少しはあるけれど会えばいつでも許してしまう」

とは、ちょっとくらい嫌なところがあっても、会えると嬉しくてそんなこと
自然に許してしまうくらい好きなんだろうと、想像させてくれる。

そして、そこまでそう思って感じられるということはきっと

その「君」も 「僕」 のことを自然に好きだからだろうと想像できる。

相手の嫌なところすら全部自然に気にならなくなって全部好きで可愛く見えてしまう。
ああ、本当は自分だってそんな感情でいたかったし、いたいんだよな。

そう気づかせてくれる歌だった。

先日の一日ツーリングが気持ちよかったのはこの歌を口ずさみながら
緑の中を走り続けられたからだ。

平井堅ありがとう。

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