水曜日, 5月 23, 2007

アンパンマンの生きる喜びと自殺

5歳くらいまでの子供はアンパンマンが大好きだ。
あのキャラクターがその年代の子供にはとても面白くわかりやすいのだとおもう。

そして、テーマソングの歌詞は

「そーだ嬉しいんだ 生きる喜び、例え胸の傷が痛んでも」

である。そのくらいの子供は自由にさせてあげさえすれば、
もう楽しくてしょうがないというふうに遊んでいる。

自分の子供もそうだったので、僕は、勉強よりもなによりも、
子供達が生きる喜びを感じ続けてほしいと、それをなにより願っている。

うちの子供たちはどうも勉強はかなりできないようなのだけど、
勉強できて生きていているのがつらい子供より、
勉強できなくても、生きているのが楽しい子供のほうが、
私にはずっと良い。当たり前のことだ。

まあ勉強できて、かつ生きているのがたのしければそれも
よいのだろうけど、ないものねだりしてもしょうがないから。

さて、日本は毎年自殺者が3万人を超えている。
実際に自殺する人がそれだけいるということは、
生きているのがつらくて苦しんでいる人はどれだけいることだろう。

昔、「自殺者の世紀」 という本をよんだことがある。

自殺した有名人を100人くらいまとめて、書いたものだけど、
そのあとがきの一説が妙に頭に残っている。

「世の中に死にたい人はいない。」

死にたくないのに、もう生きているのがつらくて死にたくてしょうがなくなって
しまう、それが自殺というものだとその著者はいいたかったらしい。

生きる喜びはどういうときに感じられ、
どういう生活していると生きているのがつらくなるかを よく考える。

人は自由にやりたいことをやっているときには、生きる喜びを感じられるのだと思う。

子供が生きる喜びを感じ続けてほしいだけでなく、自分も生きる喜びを自然に
感じられるような生き方をしたい。

そのためには、自分の心の中からの素直な心で、自分のやりたいことを見極めて
生きていくのが大切だと思っている。

そいういことが今まで良くわからなかった。妻も子供も僕の扶養家族だし、
責任重大だとか思っていたけど、そのためにやりたくない仕事に追われて
生きる喜びが感じられないほどになったら、そんなんじゃ家族も幸せじゃ
ないだろうし。

自分の視点や視野を広げて、違う展開を見出して、楽しくやりたい。

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