日曜日, 4月 23, 2006

出張ホスト―僕は一晩45000円で女性に抱かれる感想

「出張ホスト―僕は一晩45000円で女性に抱かれる」
という本を読んだ。

こういうことが実際にかなりあっさり普通に行われているん
だろうなあと、感じさせる文章だった。

自然で無理のないリアリティーがあり、
でも内容は、世の中そんなものなのかいな
というものだった。

普通にいくらでも相手を見つけられそうな女性達が
敢えて、お金を払ってまで、セックスの相手をして
もらう意識の中には、

お金を払ってサービスを提供してもらうという立場を
とることが、逆に精神的に傷つけらないような安心感を
もてるらしいこと。

また、明確には書かれていないが、この著者は
お客さんの女性が、ホストなら普通より高い性的
テクニックと体力をもって楽しませてくれるだろうと
具体的に期待していることをわかった上でそれなりに
それに応えようとしているようだ。それもどこか
冷めた感じでそれを書いている。

さらに、そうでありながら、まずほとんどのお客さんが
身の上話をすることに高い料金に組み込まれている
時間を使っている。

あとがきには出張ホストを利用している女性作家が
出張ホストに金額以上のサービスを提供してもらって
感謝しているということが含まれる文章が書いてあった。

こういう人達を僕は批判する気は全然ない。

ただ、二人の娘のことを考えると。
その輝く瞳と表情をみると。
将来、こういうサービスを利用するような状況にも
大人にもならないでほしいと純粋に思う。

でも、おそらくこのサービスは今後もドンドン広がって
いくのでしょう。

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