「出張ホスト―僕は一晩45000円で女性に抱かれる」
という本を読んだ。
こういうことが実際にかなりあっさり普通に行われているん
だろうなあと、感じさせる文章だった。
自然で無理のないリアリティーがあり、
でも内容は、世の中そんなものなのかいな
というものだった。
普通にいくらでも相手を見つけられそうな女性達が
敢えて、お金を払ってまで、セックスの相手をして
もらう意識の中には、
お金を払ってサービスを提供してもらうという立場を
とることが、逆に精神的に傷つけらないような安心感を
もてるらしいこと。
また、明確には書かれていないが、この著者は
お客さんの女性が、ホストなら普通より高い性的
テクニックと体力をもって楽しませてくれるだろうと
具体的に期待していることをわかった上でそれなりに
それに応えようとしているようだ。それもどこか
冷めた感じでそれを書いている。
さらに、そうでありながら、まずほとんどのお客さんが
身の上話をすることに高い料金に組み込まれている
時間を使っている。
あとがきには出張ホストを利用している女性作家が
出張ホストに金額以上のサービスを提供してもらって
感謝しているということが含まれる文章が書いてあった。
こういう人達を僕は批判する気は全然ない。
ただ、二人の娘のことを考えると。
その輝く瞳と表情をみると。
将来、こういうサービスを利用するような状況にも
大人にもならないでほしいと純粋に思う。
でも、おそらくこのサービスは今後もドンドン広がって
いくのでしょう。
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