月曜日, 4月 17, 2006

また病院で思ったこと

また病院で検査をうけた、これは放射性同位体が身体の一部に
集まったところで それを写して形をみるようなものらしい。

まあいくら健康に影響のない微量といっても身体の中から、
感光できるほど 放射線だしていると考えると、なんともぱっとしない。

今回の入院にともない、最近の医学についての話題とか、
自分の経験とか 考えてやっぱり気がつくのは、ある種の科学の
限界が現代医療でもよく でているようだということ。

分析ばかりで、一個人の身体総体ととらえて、それをやることが
本当に 良いことか否かという判断が十分になされていると
考えにくいといういこと。

科学と医学の進歩でより細かく分析し、より効果のある薬も
できたけど それが、本当に一個人の健康に本当に良いのか
を十分には 議論も判断もできていないようにみえる。

たとえば、高血圧の判断基準値はさがり続け今では、
上が130mHg下が80mHgだかを 超えると、
高血圧と診断され、降圧剤が処方されるとのこと。

ところが、この薬で血圧はさがっても、寿命が延びるともかぎらないらしい。
ある統計によると、血圧抑えて、確かに心臓と脳の
血管障害は減ったものの かわりに癌が増えて、逆に寿命が短くなった
ともある。なんじゃそりゃ。

身体の各部に血液を確実におくるためには血圧は高いほうが良いはずだ。
それを無理に抑えると、身体全体としてみると良くないこともでてくるらしい。

ことほどさように(表現ふるいね)、何をやれば本当に身体に
良いかはわかり にくいことらしい。
そういう事例は枚挙にいとまがないようだ。

例えば、最近の生命保険会社のデーターだと、ちょっと太めが一番長生きらしい。
ところが、長いこと、それよりかなりやせていることが健康だとされてきた。
やせている人の寿命ははっきりと(特に男の場合)短いと統計データにはでて
いるのに、なぜかデブの健康への脅威ばかりが強調されてきた。

健康診断受けている人と、何もしない人の統計データーでも
その後の寿命は 統計的な差異がないらしい。

実際僕も今回、自分の身体が不安だとと思い込まされたのか
実際不安な状況なのかしらんが、もうそりゃかえってともかく
心身ともに元気なくなるわけです。

自分の身体を信じられなくなるわけだから。

さて、それで、実際、個人としてはこれへの対策はあるのかというと、
あんまり なさそうだよなあ。

でも、自分の身体の状況を、感じ取る能力を上げることが一番なんだろうな。

身体に良いものはおいしいと感じとれるように、
自分の身体が限界近い状態なら それを感じ取れるように。
ただ寝転んでいるのが怠け心のせいだけで、
身体は動きたがっているのなら、それをかんじとれるように。

無駄な検査や手術で死んだ人や、かえって健康状態落とした人なんて、
きっと、たくさんいるはずだ。

癌になったお医者さんの本とか読むと、
あんまり検査うけないほうがいいとか 書いてある。

ああでも俺はもうここまできたら、一応の決着、
なんで、入院も9日間もして こんなに検査づけなのか
結果をみないと納得いかなくなってきた。

どう考えても、データーをみても僕の身体はそんなにボロいとは思えない。

ところで、血を固まらなくする薬を今もらって飲んでいるのだけど、
昨日のバイクで事故っていたらそれこそ、やばいよなあ。
血がとまりにくいんだから。

自分の身体を大切にするには、適当にいい加減で、適当にポイント押さえて
やっていくしかないようです。神経質だとまた身体に悪いし。

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