青空文庫というものをしばらく眺めてみた。
http://www.aozora.gr.jp/
著作権の切れた過去の名作がそろっているらしい。
こないだ自分で撮ったイルカの動画をこのブログに掲載してみて
その圧倒的な描写能力(当たり前だが)のまえで、
言葉には何ができるんだろうと、ボンヤリとしばらく考えていた。
心は言葉でないと説明できないと思いがちだが、
下手な文章や言葉で説明するなら、表情と行動を
動画で撮ったほうが伝わることもあるのかも知れない。
ただ、自分が
こんなことを感じてました。
こんなことを考えてました。
というのは言葉がよいだろう。
でもそれもここで書いてみて思ったのだけど、
僕が何を感じようが考えようが、それをなんとか文章で表現しようとしても
それにどれほどの価値があるのかはわからない。
それでも僕はできるだけ書き続けていきたい。
書くに値する何かをして、怠け者の自分の生活を少しでも充実させるためにも。
将来、青空文庫に入れてくれるくらいの文章がかけて、
僕が死んだあとでも ああこんなことを感じて、考えていた人間が
いたんだと気づいてくれる人がひょっとするといるかもしれない。
死ぬ前に、ああ何もやらない人生だったなあとだけは思いたくない。
小さなことでも何かやっていたい。
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