木曜日, 7月 17, 2008

俺だって本当は勝気だ。こんなボンヤリしていても。

昨晩はプールにたしか10時あたりに到着した。

こないだ高尾駅の近くで偶然あった人が帰るところでちょっと話をする。

「今年もジャパンマスターズ出るんですか?」

ときかれ、間髪いれず即座に

「いえでません。」 と答えた。

その人は40代後半の女性のクラスで、確か昨年も全体で4位だか、5位あたりだったかと。
きいたら、住んでいる所は僕がよくバイクで通るかなり遠いところで、
そこからこのプールにマメに通っているのである。

立派なスイマーだ。僕が同年代でジャパンマスターズで全国の4位とかそんなあたりに
40代の男性のクラスで入るなんて、ありえないもんなあ。

そのあとプールにいると、
今度は立派なトライアスリートさんがきた。

水泳だけでも僕より速い。

トライアスロンの大きな大会でもこらまた4位とか5位とかに
入っている人。

彼は時間を無駄にせず練習している。

僕も彼の横のコースで泳ぎ始めた。
例のごとく、ただただ、連続で泳ぐだけである。

彼は横で50mのインターバルを開始した。

それで、こっちはロングなのに、彼に抜かれそうになると、
スピードアップして抜かれないように5回くらいしてしまった。

俺は俺の水泳で、いいんだとか自分を納得させようとしてるくせして、
本当は、もっと速く泳ぎたいし、人より速く泳ぎたい。
そういうものが、心の中にものすごく強く、熱くあるのを自覚した。

でもそんなことやったから、たちまち、自分の身体が電池が切れかかった
おもちゃのように、まともに動かなくなってきた。

そこから、ペースを落として、しばらく泳いてでいるとまた力が
戻ってきて(それが新しい経験だった)結局連続で40分泳いだ。

その間に彼は帰ってしまった。

実は彼と凄く話をしたかった。

最近、自分が興味をもっている自転車についても彼は詳しいだろうし、
それだけの選手でかつ、自分の経験もいかして、
針とかマッサージとかスポーツ障害の治療院を開業しているので、
僕が知りたいことを色々知っているだろうから。

でも実際は抜かせないぞ、練習をやめないぞという意固地ととられても
しょうがない態度をとってしまったのである。

つくづく思う。僕は変わらないし、変われない。
そして本当は凄く勝気なくせして、それを押さえすぎている。

でもこの身体じゃなあ。昨晩の泳ぎのせいかまた脈が不規則。

どうすっかなあ。

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