火曜日, 4月 17, 2007

一瞬の風になれ という本

一瞬の風になれ という小説
全3巻を昨晩、夜中の3時に読みきった。

高校の3年間を陸上短距離に熱中した主人公の独白調で話は全部展開していく
3巻である。 独白調がときどき読みにくく追っていきにくいのに
一気に読んだ。

凄く評判の良い本らしい。読んで感動したとか涙が出たという書評をインタネット上で
いくつか読んだ。そういう僕もほとんど一気に読んだ。

文章は今風の高校生言葉でずっと書かれているから、読みにくかったのだが。

陸上競技に熱中し、速くなることをもとめ、友情あり、純情な恋愛あり、良い先生あり、
家族あり、で読ませてくれた。

決して洗練された小説ではないと思いながらこれだけ読んでしまえる理由を考えた。

1.主人公の速くなりたいという夢への気持ちがストレートでそのためにストレートな努力をすること。
2.夢を共有できる仲間がいること。

それを忠実に書いている小説だからなんだろう。人が本当に熱くなれて、夢中になれて、感動できるのは。やっぱりそういうことなんだろ。

夢とそれを共有できる仲間。

俺はどうすればそれがもてるんだろ。今から。まず自分の夢を小さなことでもみつけよう。
仲間は夢が本物ならできるだろ多分。

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