金曜日, 10月 24, 2008

オフィスの掃除を妻にしてもらった。それとしつこく経済問題、それと自分



今日は妻が会社にきて、また掃除をしていってくれた。
写真はオフィスの一角。

妻と私では性格がまるで違うのだ。
妻はあれこれ考えず、悩まず、てきぱきものを片付け、
いらないものは(ときにいるものまで)ドンドン捨てて、

掃除機でゴシゴシ掃除するのが大好きなのだ。

以前、テレビでお掃除ロボット紹介していたら、

「これじゃあ、自分で掃除できなくてつまらないじゃん」

とつぶやいていたのを僕は聞き逃さなかった。

妻のほうがよほど私より精神的に健全である。

僕は、今日も株価が凄く下がったのが気になってしょうがないのである。
そんなことより、自分がこれからどうやって生きていくかを考えるべきなのに。

まさに、目の前に、歴史的、
少なくとも自分が生まれてからでは最大の経済問題が、
世の中をグゥワングゥワン揺らして振り回し続けている。

そんなもの気にしたって、僕にできることなんて見つからないのに
気になってしょうがないし、神経疲れて参るほど気にしてしまう。

一体、世の中どうなるんだろうと。

ことほど左様に、わが夫婦は性格が違うのである。

それでも15年間以上も何とか結婚生活を続けてきたし、
幸い2人の愛すべき娘にも恵まれた。

少なくとも妻が僕と同じような心配性でなくて良かったとは思っている。

さて経済のことで、僕が漠然と思っていることとそれについての自分のことをまた書く、

今世界で起きていることは、1つ側面として、

物の価値
お金の価値
株の価値

それぞれの価値をお互いが相対的に評価しても、
何が正しいのか評価がわからないくらいの
混乱した状況になっているようにも見える。

これだけ混乱しても今でも世界で一番通用する通貨はアメリカのドルだ。

でもそのドルもアメリカ政府がいくらでも発行する
(紙を刷るのか、電子的トランザクションを発行するのか知らんが)ことができる。

通貨も所詮はそれに価値があると、みんなが思っていて、
みんながそう思い込まされることで、
それを様々な製品、商品、サービス、財産と交換するための道具として
使えるようになっているに過ぎないものなのである。

そして今回の歴史的経済問題の中で、流動性維持のためにも
通貨はさらに供給され、

人々も金融機関も大きすぎる不安を抱え疑心暗鬼になっているから、
通貨を通貨のまま(キャッシュのまま)抱え込もうとして、
実際にすでにそうとう抱え込まれているんじゃないだろうか。

そして今度はある時点で、そんなに遠くないであろう未来に、
今度は今の株式の価値を疑うように通貨の価値を疑い始めるかもしれない。

通貨も多分国が発行している株式みたいなもんなんだろうし、
所詮は仮想的なものに過ぎないから。

もし世界一の金持ちが砂漠をさまよって、喉が渇いて、どうしても水を飲みたくて、
今すぐ飲まないと死にそうなくらいな状況で、目の前に水をもった商人が
あらわれて、

「おまえの全財産と、この水を交換しないか?」

といったら、その世界一の金持ちがまともな判断ができるかぎり、
その水はどんな莫大な金より価値があると判断され交換されるハズだ。

もしこれから、食料の価格が果てしなく上昇したら、人々は
どれだけ高額であっても、自分で食料を手に入れる方法がない限り
それを買うしかない。

(あれ何を書きたいんだかわからないや)

こういう経済の混乱を経ると、お金と言うものに対する信用、信頼自体が低下するのではないだろうか。

ひょっとすると、大変なインフレが来るのかもしれない。

そして、多分、借金してものを買うことも、
欲しい物を買わないで我慢して貯金することも、
両方少ない世の中になっていくのではないか。

と乏しい知力で書いてみた。こんな歴史的な瞬間にいて何か書かずにいれないだけなんだろうけど。

そして、僕にとっての最大の問題は自信がないこと、
ここのところ失敗が続きすぎて、
自分を信頼して、自分の意志、判断の基に機敏に動くことがどうしてもできなくなってしまっていること。

自分のブログでわかるのだが、

去年書いたサブプライムのことでも、
先月書いたリーマン破綻のことでも、

自信のない自分を除いて、素のままの自分で自分の意見を書くだけなら、
僕は、実はそれほど馬鹿でもなく、次に起こることを予測できている。

ところが、失敗がこんで、自分の判断を自分で信じてやれなくなっているから、
仕事でもなんでも、まともな行動が取れなくなってしまっている。

リハビリが必要なのかもしれないけど、
その時間もなく次に何かをしなければと思い込んでいる。

もっと肩の力を抜いて、自分にもできることはあるさと、
自分で自分を励ますしかない。

泳ぐ元気も出てこなくなってしまった。

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