木曜日, 10月 30, 2008

弁護士と公認会計士とどう交渉するか

抱えているピンチの1つを打開する方法を思い浮かばないまま
1時ころに寝始めると、4時半に急にああそうかとわかって目が覚めた。

その弁護士も公認会計士もとても立派な人だという先入観で
事実を見失っていた。

2人とも確認しておくべき契約書を見てもいないから、
こんな話を俺にしてとりあえず、もうこの仕事をうやむやなまま
終わらせようとしていたのだと考えると、ツジツマがあうことに気がついた。

(何故寝ているときに気がついたのか不思議だし、それに気がつくのも遅いアマちゃんな俺)

そしてその契約書は確かに2人にわたして確認すると口頭で言ってもらっていた。

それに急にハッキリと気づいて、(怒るべきところかもしれないが)
難しい数学の問題が解けたような気分になった。

さてと、

多少は頭に来てるが、その道のプロ中のプロだし、
結局は彼らの善意にうったえかけられるように話をするしかない。

その弁護士さんに確認していくと、

「こんなこと言い訳になりませんけど、他の仕事も忙しくて、確認してませんでした。すみません」

といわれた。他の人から、東大の法学部を一番で卒業した立派な弁護士だときいていたし、
今までのやりとりでも、契約書への指摘も流石にプロと思わせるものだった。

さらにその弁護士の書く英文のメールは外国人も感心するほどの
正確な英語で書かれているものだった。

その弁護士がこんなにいい加減なことやるわけないという思いで、
自分はそれに気づくのが遅くなってしまった。

「私は、先生を責めたいわけではもちろんなくて、今の状況を改善するために
協力してもらいたいだけなんですよ。」

と最後のほうで話して、なんとかもう少しは協力してもらえる方向に持っていけた。

でも、こんな経験豊かで自分より年配の弁護士相手に自分がこんな話方していて
良いのか、あとからも間違ったこと言っていなかったか、自分の言ったことを反芻してみた。

今のところ、自分が間違ったことは言ったとは思えないし、今の状態から少しでも協力を
取り付けるには、これ以上うまく話をする方法はなかったと、今でも思っている。

別に僕が直接の依頼者でもないのだが。

教訓は、どんなに立派な専門家でもミスするときはミスするといつも認識しておくことか。

なるべくなにごとも、素直な気持ちで先入観を捨てて、接したいものです。

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