月曜日, 6月 08, 2009

IQ89でも


(ひざの上のルーク。 捨て猫だったのに顔もスタイルも良い。 )

幼稚園のとき、のろまで鈍い子供だった僕は
母にもどうせ勉強もできないだろうと思われていた。
幼稚園の先生にもスローモーとかのろまと言われた
ことがあった。

幼少のときは大人の言葉で傷ついたことはよく覚えているものである。

ところが小学校に入学して初めて通知表をもらったら、
それなりに成績が良かったので、自分でも意外だった。
父だけはそんなものだと思っていたらしい。

小学校では知能検査があり、その結果は教えてくれなかったから
確かではないのだけど、僕は平均以下だったらしい。
というのは知能指数が良かった子は知らされるけど、
悪い子には知らされないので、僕も知らされない子の一人だった。

それに知能検査のテストで答えがいくらも書けなかったから。

のろまで、知能指数が平均以下で、おまけに勉強大嫌いで、
なんで成績は意外と良かったのか?

多分やたらと本を読んでしょっちゅう考える子供だったから
その習慣が何かを補ってくれたのだと思う。

最近の脳の研究では、一番才能に左右されやすい分野が語学で
一番素質に左右されないのが数学だということだ。

僕は父にほめられるのと、実際数字できっちり答えが出るのが
好きだったので、算数は好きでできた。

その後も勉強も仕事も、努力も足りないのにそこそこやってきた。
頭のもともとの出来も普通より悪いと思う。

それでも、一生懸命、その悪い頭で考えて、
本屋で自分が知りたいことの方法が書いてある本を探して、
そして、なによりひねくれないようにして、
なんとか今までやってきたのである。

もちろん僕になんとかできるのはこれからのことで、
今はまたまた今までとは種類の違う大きなピンチなので
なんとかする必要がある。

僕にできるのは、また次のことをすること。

1.方法をみつけること。
2.ひねくれないこと。(魂だけは一人前以上でありたいというか。)
3.行動すること。

頭悪くてもそれなりに結果だせたら、
僕は頭が元々良くて結果をだせた場合よりそれを喜べるだろうから
それを励みにしたいと思っている。

そして、世の中にいる僕と似た人が、
自分なりの方法や ひねくれない あきらめない心で
面白いことをやってくれることを心から願っている。

自分もそういう人間だという人は是非僕に連絡ください。

要するに、才能なくても、勝てたのは、俺の魂が美しかったからだよーーー。
と思いたい、実は強烈なナルシストなだけかもしんないけど。

2 件のコメント:

ブラックコート さんのコメント...

天才はぽんぽんアイデアがでる。
頭のいい人はじっくり考え、最適の答えを導きだす。

俺たち凡人は走りながら考える。
これが一番いいのではないでしょうか。

行動すれば次が見えてくる。
そして考えてまた行動する。
そうするとどんどん道が開けてくる。
もちろんリスクはありますが、リスクが顕在化してもそのとき考えればいい。
俺はずっとそうしてきたby出川。

でもちゃんとした理念や夢がないと暴走しがちなので注意です。

中村 真人 さんのコメント...

走りながら考えるか、考えて走らないこと決めるよりずっと良いね。

老人になっても新しいことに挑戦できるようでありたいです。